【薬剤師国家試験、社会人で働きながらでも合格した】大学卒業時に国家試験を失敗、その5年後に再び勉強を開始した理由【失敗したら諦める?】

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社会人の薬剤師国家試験勉強法

こんにちは。
先日、薬剤師国家試験の合格発表が行われて、喜んでいる人、落ち込んでいる人いると思います。
一生懸命頑張ってきて、良い結果がでなくて、「もうやめよう」「両親に申し訳ない」となる気持ちにとても共感できます。
僕も、大学6年生の時失敗して、もう受験することをやめようと思いやめました。
当時結果をみて、1日泣いていたような気がします。
そして、僕の場合は、国家試験に失敗して勉強をやめました。
今回はそんな僕が、5年後にもう一度勉強を開始した理由とお話しようと思います。
もし、「薬剤師国家試験にもう一度受験するかどうしよう」「受験するにしてもどのように勉強して受験しよう」など悩んでおられましたら、最後まで読んで頂けると幸いです。

結論、薬剤師国家試験に挑戦するべき

結論を先にお話しします。
もし、当時の僕と同じように受験をあきらめようと思っている方がいらっしゃいましたら、僕はあきらめず受験し続けることをおすすめします。
具体的にどのように頑張るかですが、これまでに積み重ねてきた勉強があるので、1年間予備校に通わないと合格できないわけではないと思います。
僕も働きながら勉強して合格しました。
大学6年生時点で国家試験に失敗して、翌年夏くらいまでアルバイトをしつつ勉強して、秋から勉強のみに切り替えて合格した友人もいます。
なので、勉強の仕方はいろいろあると思います。
もし、働いていないことに焦りを感じはじめていたり、両親に心配・迷惑をかけて申し訳という思いが強かったりする場合は、働きながら勉強することも一つの選択肢だと思います。
勉強の仕方は考えないといけませんが、勉強外に焦りがある場合は国家試験のプレッシャーを減らすことも考えると、そちらを対処しつつ勉強した方がよいのかなと思います。

5年後に再度薬剤師国家試験に挑戦した理由

それでは、僕が5年後なぜ再び薬剤師国家試験に受験をしたのかをお話します。
薬剤師資格が必要となる仕事ではなかったので、必要になって受験したわけではないです。

理由①;国家試験の勉強道具を捨てることができなかった

社会人になって勉強をすることはやめたのですが、青本や過去問、勉強に使ったプリントは全てなぜか捨てられず持っていました。
もう挑戦しないって決めたなら捨てても良いはずなのに捨てることができませんでした。
なぜかな?って考えた時に、薬学部を卒業して6年間通ったけど、何もない状態が自分の中で納得できていなかったのだと思います。
4年生の薬学科を卒業して、大学院に進学して、修士課程を卒業すると修士号を取得できます。
しかし、6年生の場合は、薬学科を卒業しても薬剤師資格がないと学部卒になります。
ずっと頑張ってきて、最後を締めくくれていないことにたぶん納得できていない気持ちがあったのだと思います。
なので、もし失敗してもう薬剤師国家試験を受けないと思われていましたら、勉強に使った参考書を納得して捨てられるか考えてみください。
そこで、捨てられない、どこかで引っかかる気持ちがある場合は、薬剤師国家試験に再度挑戦した方がよいと思います。

理由②;転職先の先輩から頂いたアドバイス

次に、転職先で出会った先輩といろいろとお話していて、勉強を再度開始しました。
「今は必要なくても、人生どこかで薬剤師資格が必要になる日がくるかもしれない」ということを言われました。
具体的には
・薬剤師資格があれば定年後薬剤師として働き続けらるかもしれない
・結婚して、転職して薬剤師として働く可能性があるかもしれない
・薬剤師資格があれば、薬剤師としては働けますが、他の資格の代替になることがあり、そういった使い方をする必要のある時がくるかもしれない
・景気の悪化で今の会社でいつまで働けるかはわからない
です。
「今は必要ではない、今は薬剤師をやるつもりはない」でも、この先何があるかわからないから必ず取っておいた方がよいと言われました。
確かにそうですよね。今は使わなくても、いつか薬剤師として働く日が来るかもしれません。
なので、もし薬剤師資格はもういらないかなと思っていも、本当にこの先人生で一生いらないと思えるのかをしっかりと考えてください。
「働きはじめて、結婚や出産、転職、Uターンなど様々なライフイベントを経験する可能性もある中で本当に不要ですか?」たぶん答えは「No」だと思います。
薬学部に頑張って入学して、6年間勉強をして、薬剤師国家試験の受験資格を手に入れたので、僕は先輩とお話をする中で、再度勉強をして国家試験を受験することに決めました。

まとめ

もし、迷われている方がいらっしゃいましたら、黒字で太く書いた部分をもう一度じっくりと考えてみて頂きたいです。
すると、おそらくもう一度薬剤師国家試験を受験しようと思うのではないでしょうか。
もし、それでも、薬剤師国家試験を受験する必要はないと思われましたら、ここでこの記事からは離れることをおすすめします。
これ以降は、どうやって勉強をしていくかを書いていこうと思います。
具体的な勉強方法は、
【薬剤師国家試験、働きながらでも合格できる?】社会人として働きながら勉強、そして合格をつかんだ勉強法と感じたこと
【薬剤師国家試験、働きながらでも合格できた】社会人5年目で働きながら合格をつかんだ勉強法
に書いていますのでそちらをご覧ください。

どうやって薬剤師国家試験の勉強をするのか

ここでは、働きながら勉強することが良いか、1年間は働かず予備校に通いながら勉強することが良いか書いていこうと思います。

勉強法①;1年間予備校に通う

予備校に1年間通学する、あるいはオンライン講義を受けるといった勉強法で勉強できる環境があり、気持ち的な焦りがない場合は、通年で通うことが良いと思います。
使いたいように時間を使うことができ、通学することができればそこで出会った友達とも一緒に勉強できるので、とても勉強のしやす環境だと思います。

勉強法②;働きながら勉強する

しかしながら、そういった方ばかりではないと思います。
その場合は、働きながら勉強をすることをおすすめします。
具体的な働き方ですが、働く目的が人によって違うため、全て記載することは難しいかもしれませんが、もし近いものがありましたら参考にして頂けますと幸いです。
働く理由が、予備校に通うお金を自分で稼ぎたい方の場合、アルバイトをおすすめします。
別の記事にも記載していますが、春~夏、秋くらいまで働きながら勉強しつつ国家試験の直前には完全に勉強に切り替えることができるためです。
働く理由が、社会人経験がないことの不安や焦りが出ている場合、やりたい仕事であるかはわかりませんが、正社員、派遣社員や契約社員として1年間働きつつ勉強する選択肢もあると思います。
僕の場合がこのやり方です。ですが、僕の場合、新卒ではなく数年間働いた後、5年後に働きながら勉強していますので、新卒で会社に慣れながら、社会人としてのマナー等を学びつつ、仕事を覚えながら勉強が続けれるかについては、大丈夫ですとは言い切れません。
なので、もし働いていないことに焦りを感じていらっしゃいましたら、まずは同じようにまずはアルバイトをしつつ勉強してみてはいかがでしょうか?
将来薬剤師として働きたい場合、接客業をすることで服薬指導等に活かすことができることもあるかもしれません。
接客がもし苦手という方がいらっしゃいましたら、この期間は練習の期間でもあると考えて、アルバイトを短期でしつつ勉強をするとった選択肢も良いと思います。
もし薬剤師として働く以外にやりたいことがあり、そちらで将来生計を立てることを考えている方がいらっしゃいましたら、正社員として働いつつ、薬剤師国家試験を受験することをおすすめしますが、合格まで数年を要する必要があるかもしれないです。これは完全に僕のパターンです。

まとめ

いろいろと書いてきましたが、結果を見て、悔しい方もいらっしゃると思いますが、今後どうするのかについてはもう一度考えることが良いかと思います。
もしかすると、もう挑戦しないと決めても僕のように数年後受験している可能性もあります。そうなる可能性があるのであれば、これまで必死に勉強を頑張ってこられたので、期間をあけずにもう1年大変であると思いますが勉強して、来年絶対に合格をかちとることが今後のキャリア形成にとっても良いと思います。
働きはじめると仕事に関する勉強を休日にする必要も出てくることもあるので、できる限り諦めずもう1年頑張り国家試験に挑戦することを僕はおすすめします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


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