【社会人の薬剤師国家試験】暗記で解けない問題を得点源にする勉強の仕方

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社会人の薬剤師国家試験勉強法

こんにちは。
以前、化学の反応式の問題、生物の実験問題、薬物動態の計算問題、実務の計算問題を得点源にしたといったお話をしました。
こちらの問題をどうやって得点源にしたのか、今日は紹介していこうと思います。

化学の反応式の問題

化学は苦手でしたので、過去問をひたすら解き直しました。解く際に気を付けたことが一つあり、自分で化学反応式を書くことです。「A⇒B」が正しいかどうかを答える場合、AからBに変化する過程の反応式を自分で書いていました。書くことで、最終的には問題を見ただけで、何を聞かれているのかすぐにわかるようになりました。なので、この方法が良いかどうかは分かりませんが、まずは、夏~秋にかけてくらいは、基礎を固める目的で反応式を書いてみることをおすすめします。

生物の実験問題

生物の実験問題を勉強する際に重要なのは、応用がきるかどうかです。過去問の問題を解けたといっても、解答を覚えていて解ける場合もあります。暗記問題であれば、それで応用がきくのですが、実験問題はそのようにはいきません。
実験問題を解く際には、まずは実験の原理が十分に理解できていて、問題を読んだ後に実験結果を見たら選択肢の解答を見なくても、ある程度その結果から結論を考察できることが重要です。
なので、僕は生物の実験問題を解くために、「実験の原理」と「実験内容から実験結果をイメージできるようになること」の2つのポイントを重点的に勉強しました。
実験原理の勉強法については青本を読むこと、他の参考書を読むことも重要だと思いますが、できたらyoutubeを見て実験の一部始終を確認することをおすすめします。どういった操作方法でその実験が行われているかが頭の中でイメージできるようになると、原理が覚えやすくなり、結果もイメージしやすくなりました。
次に、実験結果がイメージできるようになるためには、まずは実験原理の勉強法と同様にyoutubeを見て実験の一部始終を確認することをおすすめします。その後、過去問を行う際に、解答の選択肢を見ないで、問題とその結果を読み、まずはどういった実験を行っているか、その実験はどういう原理か、その結果からは何が言えるかを考えることが重要です。できれば、これら3つのポイントを白紙に書きだし、その後選択肢を見て同じ内容の文章があるかを確認した後、その文章が正解かを確認します。すると徐々に実験問題が解けるようになると思います。
生物の実験問題が解けなくて勉強する場合、よくある間違った勉強法が、実験原理が理解できていないのか、実験結果の考察ができていないのかわからない状態で勉強することです。実験の原理がわからないのであれば原理を覚える必要があり、実験イメージができないのであれば多くの問題を解いて慣れていかないといけません。
実験イメージができないといって、実験の原理の勉強をしていても点数にはつながらないと思います。なので、どこがわかっていないのかをしっかりとまずは理解することが重要です。
僕が、生物の実験問題を学習した際の勉強方法をお伝えしました。

薬物動態の計算問題

僕の勉強法は必ず毎日1問は解くと決めて、解いていました。
薬物動態の問題は、文章を図に表すことができるかどうかが重要です。薬剤師国家試験の問題を見た際に、すぐにそれを図式化できますでしょうか。
問題を読んでそれをいきなり計算式に落とし込むことは難しい方もいると思います。そのため、問題を読んでまずは図式化できることを目標にすると良いと思います。
図式化することで、何を聞かれているのか見てわかるようになるため、計算式を作ることが簡単になります。そのため、図式化をおすすめします。
また、計算式の意味をある程度は理解することもおすすめします。
問題を見た際に、どの公式を使うのかがわからない場合もあると思います。
しかしながら、計算式の意味を理解して、どういった場合に使う公式なのが理解できていればどの公式を使えばよいかで迷うことはなくなると思います。
例えば、算数の問題で、円の面積を求めるときは円の面積を求める公式を使いますよね。そこで、三角形の面積を使う公式は誰も使わないと思います。それは、何を求める公式かといった公式の意味を理解できているからだと思います。
動態も公式がいくつかありますが、それぞれ一つ一つがどういう意味の公式で、何を求めるために使う公式なのかをしっかりと理解することが重要だと思います。

実務の計算問題

実務の問題も動態と同じ勉強方法をしていました。実務も問題をまずは図式化します。図式化することにより聞かれていることが見てわかるため、まずは図式化していました。書いた図から、計算式を作り解答を導き出すといった練習をしていました。
この練習を重ねていくことで、問題を見てすぐに計算式を作るといったことができるようになりました。
図式化する力をつけることで、本番当日、読んでもわからない問題がでたとしても、解答の糸口を見つける手掛かりになります。なので、普段から図式化する習慣をつけておくことが重要だと思います。

まとめ

以上より、僕の勉強方法をまとめました。
分けて別々に説明してきましたが、読んで頂くとわかる通り全て図式化することが重要だと思います。
なので、普段の練習問題を解くときから、手を動かして問題を図に落とし込んでいくことをおすすめします。
読んで頂きありがとうございました。

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