【薬剤師国家試験、働きながらでも合格できる?】社会人として働きながら勉強、そして合格をつかんだ勉強法と感じたこと

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社会人の薬剤師国家試験勉強法

薬剤師国家試験お疲れ様でした!

Blog始めました。
初回は何を書こうかなって悩んでいましたが、
2023年2月18日(土)、19日(日)は薬剤師国家試験でしたね。
この日までの勉強とてもとても大変だったと思います。
国家試験を受験された皆さま本当にお疲れさまでした。

僕の詳細な自己紹介はまたどこかでしようと思いますが、まずは簡単に自己紹介をしたいと思います。
現在、薬剤師免許を持っていますが、僕は大学6年生の時に受けた101回薬剤師国家試験は失敗しました。
就職先は薬剤師免許不要でしたので、免許がないまま働き始めました。
仕事も忙しく国家試験はもう受けない予定でいましたが、5年後に気持ちの変化があり、1年間働きながら薬剤師国家試験の勉強に励み、107回国家試験に合格しました。

今回は、働きながらどうやって薬剤師国家試験の勉強をしたのかを書こうと思います。
働きながら勉強を頑張る方にとって少しでも参考になると嬉しいです。
最初に少し序章を含みますので、不要な方は読みとばしてください。

新卒での就職から再度薬剤師国家試験勉強に至るまで

薬学部6年生の時、薬剤師国家試験当日、
1点でも点数を上げたいと思い試験の休憩時間はずっと勉強してました。
結果、、、必須問題の点数が合格点を満たさず、大学卒業と同時には薬剤師にはなれませんでした。

就職先は薬剤師免許は不要でしたので、なんとか社会人にはなることができました。
しかしながら、薬剤師免許はありません。。。
薬学部を卒業しても数年間は薬剤師免許は持っていませんでした。
ちなみに、、、まわりの薬学部出身の同期はみんな薬剤師免許を持っていました。
新卒で就職したところはとても大変で、再度国家試験の勉強をする余裕はありませんでした。
帰宅したらご飯を食べて寝て、次の日になると起きて仕事に行って、、、この繰り返しです。
土日は疲れて一日寝ていることもありました。

数年その会社で働き、転職しました。

もう今後もずっと薬剤師国家試験は受けないつもりでした。
大学卒業時に受験して以来5年が経過しており、今から勉強しても難しいかな、、、
そんなことを思っていました。
しかし、転職先での仕事を通して関わる方々から様々な助言を頂き、
再度国家試験を受験しようと思いはじめました。
僕が、薬剤師国家試験に再び挑戦した理由はこちらの記事に詳しく書いています。再度受験しようか迷っておられましたら、ぜひ一読ください。
【薬剤師国家試験、社会人で働きながらでも合格した】大学卒業時に国家試験を失敗、その5年後に再び勉強を開始した理由【失敗したら諦める?】

薬剤師国家試験勉強スタート

国家試験の11か月前。重い腰を上げ、やっとのことで青本を開き勉強を開始しました。
まずは、簡単に勉強内容を紹介します。
6月までに青本を全て一周終えました。
6月からは薬ゼミのオンラインコースの受講を開始して、そこからずっと薬ゼミの教材を使って試験本番まで勉強していました。
12月までには、少なくとも過去問を二週終えました。
薬ゼミを選んだ理由は、学生の時も青本を使っていたこと、また、現在のキャリアを手放したくなかったので薬ゼミには仕事を続けながら勉強ができる環境があったことの2つです。
薬ゼミを選んだ理由はこちらに詳しく書いています。
【薬剤師国家試験、働きながら合格をつかんだ勉強法】薬ゼミを受講した理由と、受講して良かったこと
講師の方をはじめチューターさんにはそのことも理解頂くことができ、そのうえで一緒に合格に向けた勉強方法を考えてくださりました。

次に、仕事をしながら勉強をしておりましたので、1日の勉強スケジュールを紹介します。
朝起きて1時間勉強。
仕事のお昼休み30分勉強。
出勤し帰宅したら3時間勉強。
お風呂に入り、ご飯を食べて2時間勉強。
これを繰り返しました。
ちなみに、休日は、朝起きて夜まで勉強。
本当にずっと勉強しました。
こちらの詳細な勉強内容は【社会人の薬剤師国家試験勉強法】働きながら合格をつかんだ1日の学習時間と学習内容で紹介しています。

最後に仕事をしながらの薬剤師国家試験の勉強法を6つ紹介します。
何回も述べますが教材はずっと薬ゼミの教材のみを使用しました。

✓勉強の教材を限定して、どの問題も最低3回は解き直す!
1回では解き方を完全に理解することは難しかったので、少なくとも3回は解き直しました。
苦手分野の問題はそれ以上解き直しました。

✓解けなかった問題はノートに整理して、自分オリジナルの苦手ノートを作る!
全部まとめるのはNG!教材に全てまとまっているので全部まとめるのは意味がないかなと思います。
具体的に作ったノートはこのようなノートです。

見てわかる通り、キーワードのみを書いています。
働きながら勉強していたので時間を無駄にしたくはなく、
・まとめノートを見返したときに、ただなんとなく眺めるだけになることは避けるため
・ノートにまとめる時間よりも、作ったノートを見直したり、問題演習にあてる時間を増やしたりする必要があるため
の理由で上記のようなノートにしました。

このノートの具体的な使い方は、下記の通りです。
①上記のように単語だけを書いたり、計算式だけを書いたりして、キーワードのみをまとめる。
⇒キーワードを書くだけなので、まとめノートの作成にあてる時間はほとんどかかりませんでした。

②読み返したときに自分で問題と回答を思い出します。
⇒僕の場合はただ読み返すだけよりも定着率もよくなり、キーワードになる単語のみを記載して、そこから問題と解答を思いだすといったことをしていました。

③思い出せなかったら再びその問題に戻る。
⇒問題の番号までは書いていませんでしたが、何の問題かを書いておくと、問題に戻れるので効率が良いかもしれません。

注意する必要があることは、まとめていると問題の解説に近くなっていきます。
しかし、解説を作るのではなく、あくまで自分の苦手箇所がわかるノートを作ることを心掛けました。

✓必ず1カ月単位でその月に勉強する内容を決めておく!
僕の場合、日中は仕事をしていたため勉強時間が限られていました。そのため、「今日は何勉強しよう?」と悩む時間はもったいないと思い、月初めの一日に必ずその1カ月でする勉強内容は全て決めていました。

✓模試の結果に一喜一憂しない!
僕の場合は勉強を開始したころは模試を受けてもわからない問題が多く、解けない問題も多々ありました。そのため、総合得点で実力をはかると点数が低くなってしまいます。
そこで、総合点数をとることが目的ではなく、薬ゼミの講義を受けた部分まででどれだけ正解できるかをはかることが目的のテストとして使っていました。
問題を解いているときにこれはすでに勉強したなと思う問題にはチェックをその都度つけておき、テストの結果が返ってくると総合得点は気にせず、自分ですでに勉強した箇所の問題(チェックを付けた問題)について、何問が正解できているかを自分で算出し、それを結果として認識していました。
テストが返却されて総合得点のみを見ると、当然点数が低く、自信を無くしてしまうため、模試の結果で一喜一憂しないようにするためこのように結果を見ていました。
この方法で模試を受験していくと点数も徐々に上がってきて、自分でも「できる!」と思えるようになってきました。
本番までに自信をつけていくためにも、勉強を頑張ることで点数が上がっていることがわかるようにしました。
本番までには自信をつけることができて、本番当日できなかったらどうしよう?という気持ちはなぜか全くありませんでした。
ちなみに、最終模試は総合得点を確認しましたが、国家試験の合格点は超えていました。

✓本番前は解ける問題を解いて自信をつける!
国家試験は2月なので、年明けくらいからは新規の問題はほぼ解きませんでした。
12月までに過去問は必ずやりきっておき、年明けに新規に解いた問題は、薬ゼミの直前プリントの問題と、予想問題のみです。

✓学習時間ではなく、決めた学習内容をどれだけ完璧にできたかで勉強の有無をはかる
大学生に比べたら学習時間は必ず少なくなります。なので、これだけの時間は勉強するではなく、これだけの内容をやりきるために、どれだけ勉強時間を作ればよいかを考えました。
自分がやるべき学習内容を考え、その勉強をやりきるためにどれだけ時間をさけるかが働きながら勉強するうえでは、とても大事だと思います。

<その他>
・僕の場合は薬ゼミのチューターさんでしたが、誰かに悩みを相談するなど心配事を1人で抱え込まないことは重要だと思います。
・薬剤師国家試験の勉強開始から試験終了までは絶対にお酒は飲まないと決めました。体調管理が目的もありますが、絶対に合格する!といった気持ちを強くするためにも我慢しました。
【働きながら合格!社会人の薬剤師国家試験勉強法】勉強の集中が途切れたときのリフレッシュ方法【やる気をあげるためには?】に詳しく記載していますが、睡眠時間はしっかりと確保しました。睡眠時間を削って勉強時間を増やそうと思うかもしれないですが、削りすぎると日中の勉強時に集中が続かなくなってしまいます。緊張でなかなか寝られない方もいらっしゃると思います。僕は、こちらのホットアイマスクを使用していましたので、試しに使ってみてください。

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以上が、僕が行った具体的な勉強法です。

僕の場合、大学卒業時に国家試験を受けてから5年間が経過しており再度知識のインプットが必要でした。さらには仕事をしながらの勉強であったため、全ての演習教材をやりきれる自信はありませんでした。
全ての教材が中途半端になるくらいなら、、、と思い、当時の薬ゼミのチューターさんに相談しまして、最後までやりきる教材を一緒に選定しました。
時々、あれもやった方がいいのかな?といった不安もよぎりましたが、
使うと決めた教材以外は全く手を付けませんでした。

むかえた薬剤師国家試験、結果は合格!

試験当日になり、むかえた薬剤師国家試験。
試験1日目の夜は緊張や不安でなかなか寝つけませんでした。
でも、まずは、体調を崩すことなく無事2日間受験して試験を終えることができました。
そして、月日は経過し、ポストに合否の結果が届きました。
その結果は、、、合格でした!

僕は現役の時、国家試験を失敗しました。
社会人になりもう二度と国家試験は受けることはないと思っていました。
転職を通して出会った方々の影響で受験勉強を再び開始して、合格しました。
本当に人生どうなるかわからないなあと感じました。
社会人になって働きながら勉強して薬剤師国家試験に合格したこの経験を通じて、
社会人になっても頑張れば勉強などの時間は作れるのかなって思うようになりました。
転職前の環境では僕は勉強できませんでしたので、誰でもとは言い切れませんが。。。
ちなみに、、、国家試験に合格してちょっとだけ自信もつきました。

まとめ

冒頭にも書きました通り、まずは本当にこの2日間受験されたみなさんお疲れさまでした。
同じ国家試験を受けた人として、こんな人もいるんだなあと思ってもらえるとありがたいです。
結果が届くまで不安もあるかもしれませんが、まずはゆっくりしてくださいね。

働きながら薬剤師国家試験に合格した勉強法について、この他にも記事を書いていますので、もし興味があれば読んで頂けると嬉しいです。
【薬剤師国家試験、働きながらでも合格できた】社会人5年目で働きながら合格をつかんだ勉強法

読んで頂きありがとうございました。









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